らんままの気まぐれ独り言

LUNASEA、長澤知之が大好きな女の独り言です。時々太宰治が登場。

LUNA SEA CROSSを聴いた感想

2019年12月18日 10thアルバム『CROSS』が発売になりました。
おめでとうございます!

まだまだ聴き込みが浅いけど、感想を述べてみました。

 

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1.LUCA
2.PHILIA
3.Closer
4.THE BEYOND
5.You're knocking at my door
6.宇宙の詩 〜Higher and Higher〜
07.anagram
08.悲壮美
09.Pulse
10.静寂
11.so tender

 

 


1.LUCA

Hold You Downを彷彿させるような、目の前がパーッと開けるような
始まりを感じさせる明るい曲。キラキラしてる。

やっとCROSSを聴けた!っていう高揚感をグイグイ煽ってくるね。
聴いててニヤニヤが止まらなかった。
原曲はINORANとのことですが、明るい曲が増えた印象。
私はIMAGEとかRAINとかgravityとかミドルテンポで独特な雰囲気を持つ
INORAN曲も大好きなんだけどな。

 


2.PHILIA

第一印象、爽やかロック!
けど間奏のRYUの「オ゛ォ゛ーーーゥ゛!」なシャウトには鳥肌。
これなんだよ。LUNA SEAの魅力はゴリゴリロックにRYUの甘い声が絡むのが最高。
そしてたまに濁った絶叫シャウト!この甘辛ミックスにノックアウトです。
音源ではあんまりないけど、ライブでのRYUはすごいよね。シャウト。カッコイイ!

途中、曲調がガラッと変わって、全く違う曲みたいになる。
何?何?って戸惑ってる間に曲が元に戻って面白い展開。

 

 

3.Closer

ロックきたー!J原曲とのことで、問答無用ロックンロール!っつー感じで

ライブで盛り上がりそう。
思わずエアーギターやりたくなるようなリフがカッコイイ。
んで暴れ回るベースもカッコイイ。

Jのベースはアグレッシブでメロディアスなとこが好き。
時に曲のメインになっちゃうような印象深いベースラインがね。
FOREVER & EVERのイントロとかめちゃくちゃ良くないですか!?
…話逸れました。

 

 

4.THE BEYOND

GUNDAM 40th Special Movie」に書き下ろした曲。

CROSS最初の泣きポイント。込み上げてくる感情が抑えられなかった。
イヤホンで聴いてたんだけど、音に包まれる感がすごい。
ラブソングのようで応援歌のようで傷心を癒してくれるような、
未来を照らしてくれるような。そんな曲。バラード系。

 


5.You're knocking at my door

THE BEYONDで泣いた後に、またしてもゴリゴリロックきたー!
音の波がすんごい。
聴いてんのかゴラァー!と言わんばかりにドラムとベースが攻めてくる。
それに追い打ちをかけるギター達!
グイングイン頭の中駆け巡る激しさ!
RYUの血管切れそうな高音ボイスもたまらなーい!

 

 

6.宇宙の詩 〜Higher and Higher〜

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』の第1弾OPテーマソング。

アルバムの中央に持ってきたんだねー。
シングルで初めて聴いた時は、正直いまいちピンとこなかった。
だけど聴けば聴くほど味が出るというか、スルメ的な感じで
私はジワジワハマっていったなー。
また新しいLUNA SEAが誕生したんだなって感じ。

 

 

07.anagram

CROSSの中で「これ好き!」って直感で本能で感じた曲。
RYUICHI原曲ってのが意外だった。

イントロがRayっぽい。好きだわー。

ミディアムテンポのダークな雰囲気。異様。
私、こういうダークなLUNA SEA好きなんですよ。
例えばFALLOUTとかClaustrophobiaとか。
サビがどこなのかわかりにくいけど、いい!って本能感じる曲。
RYUICHIは高音ボイスの良さを取り上げられやすいけど(実際に最高なんだけどね!)
私は低音ボイスも色っぽくて大好きなのよ。
例えばRAINとか。あれは最高。曲自体が神(個人の感想です)
CROSSは基本的にキーが高めな曲が多い気がする。
その中でも、anagramはRYUICHIの低音と高音を両方味わえる曲だと思います。

 

 

08.悲壮美

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』の第2弾OPテーマソング。

CROSS二回目の泣きポイント。歌詞を読みながら聴くとなお泣く。
I for Youのような代表的なバラードソングになるのではないでしょうか。

「悲壮美」の意味を調べると「悲劇性の中で崇高さを伴って現れる美」だそうです。
まずそんな日本語あるなんて知らんかった…。
詩や曲の世界観にピッタリ。
個人的に「さよなら…温もりに触れてしまえば…離れられなくなる」ってとこ好き。
あと、最後の「辿り着くその場所はきっと同じ場所だと誓うから」を

終幕とREBOOTを経験した5人に勝手に当てはめて感極まってた。

 

 


09.Pulse

初聴きの印象「ポップだなー(棒)」
SHINE(シングル)聴いたときと同じような感覚。
爽やか。これもJ原曲なんですね。
ポップなので、CMとかに使われてても違和感ないかも。
LUNA SEA初聴きの人には入りやすい曲かもしれないですね。
私はもっと毒欲しい感じです。

 

 


10.静寂

CROSSの中で、異彩を放つこの曲。
壮大。SUGIちゃんの言葉を借りるなら宇宙的とでも言うべきか。
5人の放つパワーに弾き飛ばされそうで、受け取るために必死でしがみつく。

長澤くんのパーフェクトワールドを聴いた時の感覚に似てる。
覚悟して聴かないと魂取られちゃうみたいな(表現難しい…)
圧倒されます。これライブでやるのは難しそうだけど、是非とも実現してほしいな。

 

 

11.so tender…

アルバムを締めくくるには少しインパクトが無いかなー。
MOTHERやSELVESのような曲をつい期待してしまう。
静寂を最後に持ってきた方が余韻に浸れて良かった気がする。
でも、この曲が終わって一曲目のLUCAに戻る時に曲の繋がりを感じて、

そこはすごく好き。

 

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今回のアルバムで、LUNA SEAとして初めてプロデューサーを迎えたわけだけど、
素人の私は難しいことはわからないし、音に関して評論も出来ない。
ただLUNA SEAの進化を感じることは確かです。

今までにないアレンジを聴くと、なるほどプロデュースってこういうことかーと
妙に納得。良い悪いはよくわからないけど、新しいなって感じ。

 

歌番組に出れば、やれROSIERだ、やれI for Youだと歌わされるけど
LUNA SEAは現在進行形なんだよ。(歌わされるという表現は違うかもだけど)

代表曲があるのはとても素晴らしいし、誇らしいし、求められるのも理解できる。
だけど新曲も出てて、NEWアルバムが出たばかりなのに
何で過去の曲だけ歌うことになるのだろうか。
テレビの世界ようわからん。
ただただ5人が気持ちよく歌って演奏できる環境であってほしい。

 

SUGIちゃんが「今の僕たちを見てほしい」と言っていたのが印象深い。

 

決して過去の栄光にしがみついているんじゃなく、
今もなお進化を続けるLUNA SEAを堪能できるアルバムだと思います。