それでも理解するのは難しいと思いますが
よく「精神的苦痛」と表現されますが、それは少し違います。
それはただの始まりにしかすぎません。
被害者は加害者に激しく威嚇され、恐怖を覚えます。
そして攻撃されないように相手の言う事を聞くようになります。
しかし、モラハラは止まりません。
極端ですが一例をあげます。
料理中、換気扇を回しました。
「換気扇回すなら窓も開けろ!」と怒鳴られました。
次の日、換気扇を回す時、窓を開けました。
「エアコンつけてるのにもったいない!考えたらわかるやろ!アホが!」と怒鳴られました。
そしてこちらが泣いて謝るまで無視が続きます。
これはほんの一例。他にも数え切れないほどの実例があります。
冷静に考えれば「はぁ!?」となるでしょう。馬鹿馬鹿しいでしょう。
しかし渦中にいる間は気付かないのです。
「ちゃんとしない自分が悪いんだ」そんな思考になるんです。
上記の窓の話は典型的で、どっちにしても怒鳴られるのです。
開ける、閉めるが問題なのではなく、
「恐怖を植えつける」ことが目的です。
「恐怖を植えつける」ことが目的です。
次第に被害者は、何もかも自分の意思で決められなくなります。
窓を開ける。閉める。たったこれだけでも「開けていい?」「閉めていい?」と聞くようになります。
それは怒鳴られないための自己防衛でしかありません。
そして訳もわからず泣いてしまう時があります。
それは心が出すSOSの信号だったんでしょう。
自分の身に起きていることを知りたい一心で、藁をも掴む思いで調べました。
加害者の特徴、被害者になりやすい人の特徴、モラハラの行動パターンなど、全てにおいて当てはまっていました。
体調不良で病院を何件も回っても原因不明と言われ、でも不調は続く。
一体これは何なの!?何かの病気じゃないの?と不安になるでしょう。
そんな時に「あなたの病名は○○ですよ。」と言われたらホッとしませんか?
病名がわかれば、治療法があるかもしれない。または緩和できるかもしれない。
そんな心境でした。そして立ち直るきっかけになりました。
頭ごなしに怒鳴ったり、無視される事は少なくなりました。
私が反応しないから、面白くなくなったのかもしれません。
「自分はモラハラの被害を受けている」
こう認識することで、自分を強くし、立ち直ることが出来ました。
もし同じように悩んでいる方がいたら、何かのきっかけになれば嬉しいです。
もちろん、これだけで解決できるとは限りません。
もっとひどい被害を受けてる方もいらっしゃいます。
もし同じように悩んでいる方がいたら、何かのきっかけになれば嬉しいです。
もちろん、これだけで解決できるとは限りません。
もっとひどい被害を受けてる方もいらっしゃいます。
そして、もしこのような内容を相談されたりした時は、絶対に味方になってあげて下さい。
モラハラ加害者は、外面が良く、第三者に訴えても「あんな良い人なのに」とか
「夫婦喧嘩はどこでもあるわよ」なんて言われたりして、更に誰にも相談できなくなることがあります。
(モラハラの二次的被害と言います)
実際に私自身、冷静に思い返せば、馬鹿馬鹿しいと思います。本当に。
「何で言い返さないの?」
「もっと強い態度で逆切れすればいいのに」
「下手に出るから相手がつけあがるのよ」
こんなこと言われて目の前が真っ暗になることもありました。
マインドコントロールされていますから、「そんな事をしたら倍以上になって返ってくる。怖い。」
という思考になってました。そしてその行動の自由すら奪われている状況なのです。
こんなこと言われて目の前が真っ暗になることもありました。
マインドコントロールされていますから、「そんな事をしたら倍以上になって返ってくる。怖い。」
という思考になってました。そしてその行動の自由すら奪われている状況なのです。
本当に馬鹿馬鹿しいですよね。
やはり分かりづらいと思いますが、どうか軽はずみにこの言葉を使うのを止めて
理解と関心を持っていただけたらと願います。