らんままの気まぐれ独り言

LUNASEA、長澤知之が大好きな女の独り言です。時々太宰治が登場。

長澤知之 長い長い五時の公園

長澤知之さんの曲から。

「やぁ僕ブランコだよ」という歌詞で始まります。

メロディだけを聴くと、とても優しくて目を閉じてウトウトと眠ってしまいそう。
だけど歌詞を読むと切なくて、胸が締め付けられそうになります。

公園にある遊具から見た景色、流れてゆく時間、子供の遊ぶ声。

母親が「帰るよ~」と呼びに来て、子供達は家に帰っていく。
ポツンと取り残された遊具が、寂しそうに「また明日ね」と言っているようだ。

だけど子供たちも大きくなるにつれて公園に来なくなる。
そこの時間だけが止まったみたいに、遊具はポツンと佇んだまま。

久しぶりに実家に帰った時に、子供の頃よく遊んだ公園のそばを歩いていて
この曲が浮かんできました。

ブランコやすべり台など懐かしくて、キャーキャー騒いで楽しかったなぁ。
今は今の子供たちが遊んでいるんだろうけど、あの時の私はもういない。

まさか遊具に「私の事覚えてる?」なんて聞きやしないけど(笑)
「お世話になりました」と心の中でお礼は言っておきました。

当時の事を思い出してみたら、確かに公園には五時までの魔法が存在してた。
暗くなるまで夢中で遊んで、時間なんて忘れていた。

今の子供たちも、ゲームよりかは外で体を動かして
泥んこになるまで遊んでほしいなぁ。