らんままの気まぐれ独り言

LUNASEA、長澤知之が大好きな女の独り言です。時々太宰治が登場。

寄生獣

え?今?って感じでしょうか(笑)

GYAOで無料で見れるっていうので、前から見たかった寄生獣を見ました。

これは原作が好きで、何度も読んでいて、実写映画化と聞いた時「マジで?あれを実写できんの?」と驚きました。

元々は、兄が漫画の原作を全巻持っていて「面白いから読んでみ」と言われたのがきっかけでした。

しかしですね、そう言われたのが確か中学生の時だったかな。
10ページほど読んだところで「無理ー!」と兄に泣きついた記憶があります。

怖い。グロイ。と恐怖に慄いた私はそれ以上読み進める事ができませんでした。

さて、成人して実家を出ていた私は、久しぶりに実家に帰った際に、ふとあの本を思い出したのです。
何故か「今なら読めるかも」と根拠の無い自信が湧き起こり、読んで見ることにしました。

何ということでしょう。面白い。
確かにグロイんですが、ストーリーがめちゃくちゃ面白い。
感動して涙を浮かべる事すらあったのです。

私も大人になりました(笑)

まだ観てない方も沢山いらっしゃると思うのでネタバレしないように気をつけます。

映画の方は、原作を読んでる人はついて行けると思いますが、全く知らない方は置いてきぼりになってしまうんじゃないかと心配です。

そして、う~ん…里美はちょっと橋下愛ちゃんのイメージではないのです。
あとミギーの声も少しイメージと違う。
染谷さんは良かった。
原作と設定が違う箇所がいくつかあったり、ストーリーが前後したりまとめてやっちゃったのねって突っ込んでしまう所もありましたが、全体的に面白かったです。

1番良かったな~!と思ったのが深津絵里さんです。
田宮良子の、知的であり冷徹な空気感。
他の寄生生物とのレベルの違いを感じます。イメージ通りでとても良かった。

ミギーと新一の関係も原作とは少し違うかも。だけど、映画は映画で面白かったです。

後編もありますが、それも早く見たいな。
偉そうな事言いますが、2時間弱では少ない!一気に詰め込んじゃいました感が否めない。
これは3時間の2部作にでもしないと、伝わらないのではなかろうか。

原作のファンだからこそ、映画だけを観て判断しないでほしいな~と思っちゃうんです。

原作を読み終わった後はきっとミギーに会いたくなることでしょう。

おっと。映画の感想だったのに何故か原作の話になっている。すみません。

映画自体を久しぶりに観たので面白かった。