らんままの気まぐれ独り言

LUNASEA、長澤知之が大好きな女の独り言です。時々太宰治が登場。

長澤知之 そのキスひとつで

長澤知之さんの曲から。

いつもは異次元ハニーの存在を想像して「触れたくても触れられない存在」のように
解釈していたけど、今日は全く違う心境で聴いていた。


自分の体の中全体が嵐のように荒れて廃っていくような焦燥感に襲われる。
はっきりとした原因が、わかるようなわからないような。

自分の肉体や精神が、自分の物ではないような他人事のように眺めている自分がいて、
痛みに気付かないふりをして痛くないと言い聞かせてる。

そんな状態から抜け出したいと、救いを求めた時、絶対的な幸福の象徴が欲しいと思った。

異次元ハニーは自分が理想とする幸福の在り方。

だけど現実問題、その幸福に辿り着くのは至難の業で、
或いは辿り着くことが不可能なのかもしれない。

その幸福の定義すら、あやふやで不確かな物だから、掴めるようで掴めない。

そこにあるのに、ここにない。
近いようで遠い。
交わるようで交われない。


「君の幸は秘密の味。口にしなくたっていいさ。ハートを近付けあおうよ。肌を重ねなくてもいいさ」

絶妙な距離感で、私を泳がす。
こっちへおいでと呼ぶのに、行っても居ない。

「異次元ハニー 側にいて」

手に掴めないからこそ、いつまでも追い求めているのかもしれないな。

私の思う幸福とは何だろうか。
はっきりとした定義は無い。
なのに幸せになりたいと望むのは、一体何を望んでいるのかな。

「そのキス一つで 僕の行方は決まって この惨めな現実も怒りも総て捨てられるのに」

希望を込めるけど、有り得ないことだと諦めてしまう気持ちもある。
だけど、異次元ハニーという名の、幸福の形を探してしまう。



とっても疲れてるな~。こういうナルシスト的なことを考えてしまう時は大概そうだ。
気持ち悪い(笑)


「そ~の~キ~ス~ひとつで………」
長澤くんの声がとても優しくて心地良いよ。