オオシBAR その2
まずは谷口崇さんがマイクの前に。
私は初めて聴かせてもらったのですが、声がとっても素敵だった。
高めの声にハスキーがかっていて、何と言いますか、痒い所に手が届くじゃないですけど(笑)ピンポイントにツボを刺激されるような感じ。
まぁ私の好みの歌声だったということです。
1年ぐらい(もう少し長かったかな?うろ覚えです。ごめんなさい)音楽から離れていて、渋谷の蕎麦屋に就職したとお話しされてました。
「必死に音楽にしがみついていた手を離した。それでもまた歌いたい!と思って戻って参りました」と言う話を聞いて、本当に戻ってきてくれて有難い!と思いました。
それは谷口さんの歌声を聞けば皆がそう思うはず。
何曲目かは忘れたけど、「茎を折る」という曲が印象的でした。
谷口さん曰く、いやらしい歌らしい(笑)けど歌詞まで覚えてなくて、どのへんがいやらしいかはわかりません(笑)
ゆったりとしたテンポでメロディが美しくて、目を閉じてユラユラ聴いていました。YouTubeで探してみようかな。
帰りがけ、ドアの外で谷口さんがいらっしゃって、少しだけお話しさせてもらいました。
友達と2人で、とにかく素敵だった、感動したと、まくしたてるように話してしまった(笑)
とても優しくて、暖かいお人柄。
久しぶりに新しい音楽に触れて、自分の世界が広がった気がしました。
谷口さんの一曲目、真ん前に座っていらした方が涙を拭っていたのを見て、思わずもらい泣きしそうになった。
あぁ音楽っていいな。そうだよな。
心に響く歌はいいな。
そして強く思ったのは、良い音楽には良い音楽が集まるんだってこと。
何が良くて何が悪いかは、思いっきり私の主観なんだけど。
1人の好きな音楽人に出会ったら、その周りにいる音楽人も素敵だったっていうことが多い。
出会いが出会いを連れてきてくれる。
素敵な体験だ。
その3に続く。