オオシBAR その3
いよいよ大柴さんの出番です。
何曲か歌ってくれた後(あまり覚えていない。ごめんなさい)ギターの弦が切れてしまい、大柴さんが「ちょっと休憩!マスター、BGM!」と言ったと同時にBGMが!
見事な連携プレーに全員で大笑いした(笑)
そしてまた1、2曲弾いた後に弦がまた切れてしまい、2度目の交換。
谷口さんとは9年前のイベント以来の共演だと話し始めて、当時尊敬する先輩に出てもらえた事が嬉しかった。そして今夜も出てくれた事が本当に嬉しいと話していました。
「その9年前のイベントが懐かしく思い出深いので、オープニングアクトで出てくれた人の歌をせっかくなので歌います。」そのような事を言ってくれた直後です。大柴さんが曲名を言いました。
「コーデュロイ」
え…!?
え?え?
コーデュロイ!?
その時のオープニングアクトは長澤くんだったの!?
一緒に行ってた友達は、その事を知ってたようですが、無知な私はそのイベントがあった事を知らなかったのです。
完全ノーガードで、不意打ちも不意打ち。涙腺は崩壊して、顔を上げる事も出来ず、ひたすらうつ向き泣きながら聴いていました。
恐らく、周りの方は突然号泣し始めた女にドン引きしていただろう(笑)
だけど仕方ないんです。私はコーデュロイを聴くと切なくて切なくて涙を抑えられなくなるんです。もう開き直りです。
長澤くんとはまた違うコーデュロイ。
とっても素敵でした。
歌い終わった大柴さんの一言が印象的。
「僕の自己満足で歌いました」
嬉しい。大柴さんの中にも長澤くんがいることが。
そして間接的に長澤くんに会えたみたいでまたまた嬉しかった。
そして、また弦が切れた。
これで3回目(笑)
最後は弦張り替えずに、このままやります!と3弦が無いまま、ぬくもりという曲を歌ってくれました。
ミュージシャンってすごいな。弦が一本無くても、それが気にならないくらいの演奏をしてくれる。さすが!なんて感動してました(笑)
ライブの後、大柴さんと話せるチャンスがあってお話ししました。
「私、長澤くんのファンで…」
そう言ったら、「じゃあさっきのコーデュロイはヤバかったやろ~」と笑いかけてくれました(笑)
えぇ。ヤバかったですよ。反則ですよ。
とっても暖かくて優しい笑顔に、心が癒されました。
行く前は緊張していたけど、帰りはとっても心が温かくて幸せがいっぱい詰まってた。
だけど、こんな時でも長澤くんの事を考え想いを募らせてしまってた。
また会いたいな。
長澤くん、元気にしてるよ。と大柴さんから聞けて、またまた嬉しかった夜でした。
あの日あの場所に行けて本当に良かった。勇気を出して良かった。