らんままの気まぐれ独り言

LUNASEA、長澤知之が大好きな女の独り言です。時々太宰治が登場。

たまに感じる劣等感

私の働く職場は、思いっきり理系で、システムエンジニアですか?
SEと呼ばれるような人達に囲まれております。

理系とは無縁な私。なんなら一番遠い所にいるんじゃないか。
そんな私が、何を間違ったかこの職場に派遣で来ることになり、早5年ほど。

技術的な事は、さほど求められはしないですが、やはり最低限の知識は
覚えなくてはいけません。

とは言え、パソコンは電源入れればインターネットに繋がると思っていた私。
周辺機器なんて知らねぇよって感じでした。

あ、ちなみに職場の人達は、パソコンとは言わず、PCと言います。
そこからもう違う!

さて、そんな私も5年ほど働かせてもらって、浮き沈みしながらも
歯を食いしばって頑張ってきました。
自分でこう言うのも変ですが…でも頑張ってる。と思う。


私以外の派遣は、皆技術系で来てる人ばかり。
即戦力ってやつですね。はいはい。

私がやる業務の中に、エクセルにただ打ち込むだけとか、
資料まとめるとか、単純な事務作業があります。
コツコツと、同じ事を反復する。

たまに、同僚の派遣から「よくそんな仕事できるよね。俺だったらやってられない」
みたいな言葉をかけられます。

たぶん、彼は悪気なんて無いだろうし、しんどい仕事をよく頑張ってやってると
褒めたのかもしれません。

だけど私は卑屈に受け取ってしまった。馬鹿にされたと感じてしまったのだ。
SEとしてバリバリ働く彼には、くだらない仕事に見えるんだろうなと。

「その仕事一日やれって言われたら病むわ~」なんて笑われても、苦笑いで返す。
「あっそう。はいはいあんたには無理だよね~」と心で呟き距離を置く。

こうゆうことがあると、ますます劣等感は募る一方だ。

だけど、これだって立派な仕事。与えてもらった大事な仕事なんだ。
くだらない仕事なんて無い。

劣等感に打ちひしがれるまえに、自分に与えられた仕事をきっちりこなそう。
ひとつひとつ、時間かかり過ぎるのもどうかと思うが、それでも丁寧に。

背伸びをせず、今の自分に出来ることを最大限やればいい。
今日一日、自分は一生懸命だったか?

皮肉を言われても、気にしないでおこう。
皮肉と受け取らなければいいんだ。

「その仕事一日やれって言われたら病むわ~」なんて言われても
「え?大丈夫ですか?病気になられたら困りますね~」とでも返せば、拍子抜けして黙るかな(笑)

仕事が生きる事になるのは苦しいけど、生きるためには仕事は必要不可欠。
だから、折り合いつけてよろしくやっていかないとな。

たまに愚痴吐いちゃうけど、溜めるよりマシだ。

何にせよ、技術も知識もへったくれも無い私を、
5年も置いてくれている職場、上司には感謝です。