らんままの気まぐれ独り言

LUNASEA、長澤知之が大好きな女の独り言です。時々太宰治が登場。

生と死は表裏一体

死について考えることがある。
決して死にたいと思ってる訳じゃなく、死ぬのが怖い。

夜、寝る前に布団に入り目を閉じる。
この時に、よく「いつか絶対に死ぬんだ」という恐怖に襲われる。
普段そこまで深く考えないのに、寝る前はリアルにその事実が迫ってきて
受け止めきれなくなって「わぁ!!」と叫びたくなる衝動に駆られる。

だって怖いよ。いつか絶対死ぬって決まってる。
死んだらどうなる?どこにも答えがないから不安だし。

枕を伝って聞こえる自分の鼓動。
一定のリズムを刻んでるけど、いつかは止まるんだ。
一回一回、その終わりに近づいているんだ。

もう逃げ場が無く、恐怖に押し潰されそうになる。
でも考え過ぎかも。そもそも考えたってどうにかなることじゃないし。

思い返せば、子供の頃からずっとそうなんです。
たぶん10歳ぐらいの時、同じように死の恐怖を感じて泣いてしまったことがあったんだけど、
ずいぶん兄に馬鹿にされたな~(汗)
「何言ってんの?アホやな~」みたいな感じで。

子供の頃から今でも、ややこしい面倒くさい人間だなと自分で思います。
うん。自分で面倒くさい。

今は、怖くなった時に、横でいびきをかきながら寝ている夫の姿を見て、現実に戻してもらってます。
うるさいけど、何か和む(笑)


一度、夫に死ぬのが怖くない?と聞いたことがあります。
返ってきた答えに拍子抜けした。

「寝てる時と一緒。眠ってる間は、目が覚めた後のこととか、目が覚めないんじゃないかとか
何も考えないでしょ?その状態が続くだけだよ。熟睡してると思えばいい。」

でも、もう二度と目が覚めないんだよ!それって怖いよ!と言い返すと
「だからそれは起きてる時の思考でしょ。熟睡中にそんなこと考えてる?」と言われた。

ん~…。納得はしないけど、そういう考え方もあるのねと参考になった。
夫も私も無宗教だけど、こういう深い話してみて良かったかも。

夫の思考は面白い。死後の世界や神様はいるのか?とかに関しては否定的だけど、
幽霊やUFO、宇宙人はいると信じている。もちろん霊感は無い。UFOも見たこと無い。
科学的、非科学的とか問わず、彼の中に信じる信じないが混在していて興味深い(笑)
ちなみに、大安仏滅などの六曜は激しく気にするが、占いは信じない。よくわからない。


話が逸れちゃいました。
天国は有るのか無いのか。そんなの結局誰にもわからない訳で、
自分なりの希望を込めた世界を想像するしかない。

私は、天国があって先に逝っている父に会いたいと願う。願うくらい自由だしいいよね。
そして、まだまだ生きたいと願う。
その日が訪れた時、いい人生だったと自分で思えるように生きたいな。

今そんなこと考えても…と思うけど、いつどこで何があるかわからない。
一日一日を大切に生きたいと思います。

だけど結局、のほほんと過ごしてしまったりするんだけど(汗)



生と死は表裏一体で、死を考えることは生きることに繋がると思うから、必ずしもマイナス思考ではないと思う。
もし、死にたいと思うようなことがあったら、それは生きたいの裏返しだから、
死ぬことより、生きる道を選んでほしい。