アドラー心理学って
ちょっと悩むところがあって、ネットサーフィンしてる途中にアドラー心理学に出会った。
「フロイト、ユングと並んで現代のパーソナリティ理論や心理療法を確立した1人」だそうです。
名前は聞いたことあったけど、どういうものかはわからなかった。そもそも心理学って難しそうだし。
フロイト、ユングについては読んでないので、どんな理論かよくわかりません。
なので今回はアドラーの理論について。
といっても、アドラーについて何も詳しくないし、浅い知識なのでお許しください。
さて、アドラーの理論の特徴ですが…。
「すべての悩みは対人関係の悩みである」とした目的論を唱えました。
例えば、フロイトの唱える原因論は
「子どものころに虐待を受けたから、社会でうまくやっていけない」と考えるのに対し、
アドラーの目的論では
「社会に出て他者と関係を築きたくないから、子どものころに虐待を受けた記憶を持ち出す」と考える。
つまりアドラーによれば、人は過去の「原因」によって突き動かされるのではなく、
いまの「目的」に沿って生きている。
らしいです。ムム…難しい…。
この理論は反発も多かったみたいですね。
要するに
「人生(生き方)とはいつでも選択可能なものであり、過去にどんなつらいことがあったとしても、
これからどう生きるかには関係がない。人は変われないのではなく、ただ変わらないという決心を下しているに過ぎない。」
だそうです。ちょっとわかってきたかも。
アドラーは、過去にこだわるのではなく、今、そして未来は自分で選択できるということを
言っているんじゃないかな。
フロイト派、アドラー派、それぞれあってそれぞれでいいんだと思います。
どっちが正しくて、どっちが間違ってるとかは無いだろうし。受け取りたい方を受け取れば良い。
ネットでいろいろ見ていると、アドラーの言葉が沢山載ってて、面白かったです。
私の心に引っかかったものを何個か紹介します。
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・遺伝もトラウマも、あなたを支配してはいない。どんな過去であれ、未来はいまここにいるあなたがつくるのだ。
・楽観的でありなさい。過去を悔やむのではなく、未来を不安視するのでもなく、いま現在だけを見なさい。
・健全な人は相手を変えようとせず、自分が変わる。不健全な人は相手を操作し、変えようとする。
・重要なことは、人が何を持って生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすかである。
・過去の原因は「解説」にはなっても「解決」にはならないだろう。
・変われないのではない。変わらないという決断を自分でしているだけだ。
・やる気がなくなったのではない。やる気をなくすという決断を自分でしただけだ。
・陰口を言われても嫌われても、あなたが気にすることはない。
相手があなたをどう感じるかは相手の課題なのだから。
・自分と違う意見を述べる人はあなたを批判したいのではない。違いは当然であり、だからこそ意味がある。
・あなたのために他人がいるわけではない。「○○してくれない」という悩みは
自分のことしか考えていない何よりの証拠である。
・「親が悪いから」「パートナーが悪いから」「時代が悪いから」「こういう運命だから」
これらは責任転嫁の典型的な言い訳である。
・たとえ不治の病の床にあっても、天を恨み泣き暮らすか、周囲に感謝し余生を充実させるか、
それは自分で決めることができる。
・他者の期待を満たすために生きているのではないのです。 他者からの承認を求め、
他者からの評価ばかりを気にしていいると、最終的には他者の人生を生きることになります。
・他者の期待を満たすように生きること、そして自分の人生を他人任せにすること。
これは、自分に嘘をつき、周囲の人々に対しても嘘をつき続ける生き方なのです。
・あなたが劣っているから劣等感があるのではない。どんなに優秀に見える人にも劣等感は存在する。
目標がある限り、劣等感があるのは当然のことだ。
・感情は車を動かすガソリンのようなものだ。感情に支配されるのではなく、利用すればいい。
・暗いのではなく、優しいのだ。のろまではなく、丁寧なのだ。
失敗ばかりではなく、たくさんチャレンジをしているのだ。
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ちょっと暑苦しいでしょうか(汗)
自己啓発っぽくしてるつもりはありませんが、なにか気付きがあればいいな。
私自身、指摘されたくない部分を明らかにされたような気持ちになって逃げたくなりました。
でも、勇気をくれる言葉が沢山あります。
全く響かない人がいても当然のことです。押し付けではありません。
この言葉を読んだからって、すぐ劇的に何かが変わるわけではなく、
自分の中で解釈しながら理解をし、実践するしかないんだけど…。
グズグズ、ウジウジしてる私に向かって、アドラーが止めを指す。
「わかっているけどできませんとは、単にやりたくないだけだ。」