らんままの気まぐれ独り言

LUNASEA、長澤知之が大好きな女の独り言です。時々太宰治が登場。

時の流れ

楽しみな事があると、その日の事を考えるだけでドキドキワクワクして、早くその日がこないかな~♪なんてソワソワしちゃう。

でも100%ワクワクではなくて、その内3%ぐらい悲しい気持ちが湧く。
その日が近づくにつれてその割合は増えていき、前日ともなれば半々ぐらいで楽しみと悲しみが混雑する。

何故悲しいかと言えば、終わってしまうから。始まりがあるということは、終わりがあるということ。

当日、その瞬間、心から楽しいと思ってるのに、それと同じぐらい悲しくなって泣きたくなる。

終わってほしくない。
時が止まってほしい。

けど時の流れは平等に流れていく。
楽しい時も、楽しくない時も平等に。
楽しい時は早く過ぎて、つまらない時はなかなか時間が過ぎないと感じるけど、紛れもなく平等に時を刻んでいる。

今、今、今…。捉えようとしても今は過ぎていって、たとえ一秒でも過去になる。

だから過去に身を置いてもダメなんだ。
いや、過去身を置いたつもりでも、今を生きているし生きるしかないんだ。
時は流れているから。

だけど、例えば財布の整理をしていて、楽しかった日のレシートが出てきたりすると、フラッシュバックしてあの日に戻りたくて時の流れに逆らいたくなる。

一週間前の今頃は…なんて思い出しては溜息ついたりなんかして。
けどそんな瞬間も、今、今、今…過ぎ去ってしまう。

楽しみな事があると、日々頑張れる。
生きる活力になる。
けどそれが終わると腑抜けになってしまうのは良くないから、次に繋がるように心が浮き沈みしないように保ちたい。

心を沈ますのも、浮かび上がらすのも、自分次第だから、自分で調整できるようにならないとね。