らんままの気まぐれ独り言

LUNASEA、長澤知之が大好きな女の独り言です。時々太宰治が登場。

クリスマス

メリークリスマス!ですね。とは言え、クリスマスって一体何だろうか。
調べてみると、キリストの降誕祭みたいですね。
キリストの誕生を祝う日であり、キリストの誕生日ではないそうです。

これについて深く説明するのは、私には力不足なのでこのへんで。
要するに、キリスト教徒の方にとっては大切な日なんですね。

さてと、はっきり言って私はクリスマスに特別何も思い入れが無い。
おそらく、これは育った環境のせいだと思います。

父の教育方針なのか、何なのか。小さい時からクリスマスプレゼントは無かった。
幼稚園に入ったぐらいかな。周りの友達からサンタクロースの存在を教えてもらったのは。

トナカイの引くソリに乗って、世界中の子供達にプレゼントを配る。
もう子供にはたまらないロマンですよね!夢があります。

「私のところにもサンタさん来てくれる??」私は父に聞いた。
「うちはクリスチャンじゃないから」これがいつもの答え。
かと言って、他の宗教に入っているわけではなく無宗教なんですけどね。

納得いかなかったけど、「世界中の子供達に一晩で配るなんて無理だよな。」と、
子供ながらに冷めた発想で自分なりに答えを出していた。
「そもそも家には煙突が無いし」とか考えてて、冷めてんだか夢見てんだかわからない。

だから、起きたら枕元の靴下にプレゼントが入ってる!!
なんて経験は一回もしたことありません。
そもそも、サンタクロースの存在を心の底から信じていた時期も無いし、
割と早めに「いない」とわかって、プレゼントを心待ちにしている友達に対して
打ち明けられずに悶々としていました。たぶん小学校一年ぐらい。

だけどすっごく羨ましかったな~。
「サンタさんにもらったんだよ!」って友達の笑顔がキラキラしてたのを覚えてる。

それと、とても気になるのが、いつサンタの正体に気付くのか。
今まで信じていたのに、違うんだって知った時はどう思ったのかな。

周りの人に聞いてみたら、物音に気付いて薄目を開けたらお父さんだった。とかよく聞きます。
そして小学生ともなれば、怪しみ始める。
もしかして?が、やっぱり。の確信になった時に、またひとつ大人になるのかな~。

一人、面白い方がいた。その人の話によると、
サンタの正体がハッキリわかったのは小学3年生ぐらいらしい。
寝ている時に、母親が部屋に入ってきたんだけど、ドアを開ける音で起きてしまったと。
だけど、気付いちゃいけない!と思って寝たフリを続けてプレゼントをもらった。
子供ながらに「信じてるフリをしなくちゃいけない」と思ったらしく、
結局、中一まで信じてるフリをしていたらしいです。

中一のクリスマスイヴ。また夜中にドアが開いて母親が入ってきたが、
足をドアに引っ掛けて、「おっと!!」と大きい声が…。
もうさすがに中一だし、いいかと思って「お母さん…もういいよ…ありがとうね…」と告げて
サンタクロースの行事は終了したようです。

切ないような、でも心温まるエピソードでした。
後日お母さんから「止め時を迷っていた」と告白されたそうです(笑)

クリスマスは人それぞれいろんな思い出があるでしょうね。
私はそこまで思い入れはなくて、ケーキ食べたいな~♪ってぐらいですけど、
街並みを見てると、イルミネーションが綺麗だったりして素敵な雰囲気です。

子供の頃は、サンタクロースに対してモヤモヤとしていた時期もあったけど、
それでも母は子供の為にと、ケーキとチキンとか、パーティっぽい食事を用意してくれていて、
いつもと違う食卓に、ワクワクして楽しかった記憶があります。

小さいお子さんがいらっしゃる方は、是非ともサンタクロースからのプレゼントを渡してあげてほしいな~。
いつかはバレてしまうけど、子供にとっては夢のある出来事だし、ワクワクする気持ちって大事ですよね。
大人になってから、その経験したかったな~って私はちょっと寂しく感じてます。

今年も夫婦二人と犬一匹で、ケーキ食べてごろごろダラダラして過ごすことになるな~(笑)
ではメリークリスマス☆