らんままの気まぐれ独り言

LUNASEA、長澤知之が大好きな女の独り言です。時々太宰治が登場。

心の調子

このところ調子悪い日が続いてた。

原因はやっぱり仕事かな。益々自分に合ってない職種だと感じてきた。
自分の技量以上のものが求められるし、そもそも理解できていないまま今日まできてる。

理系とは無縁の人生だったのに、何故かそんな仕事をしているんだから、どうしちゃったんだろう。

いや、最初入った時は事務的な仕事だったのよ。それ要員で採用だったんだから。
それが入ってみたら、システムエンジニアっつーんですか?それ系の方々が沢山。

シーンとした居室に、キーボードを叩くカチャカチャという音が響いている…。
「間違えた!!場違いだわ私!!」当時の私は激しく後悔しました(笑)

しかしまぁ、何はともあれ今年で7年目になりましたよ。
仕事には慣れてきてるけど、やっぱし完全に理解できてない。

仕事内容も、最初とは全く違う。これ、エンジニアの仕事でしょ。
研修なども無いし、いちいち教えてくれない。
自分でやりながら覚えていくしかない。


一番キツイと感じるのが、相談できる人がいないこと。
今の私がいる課は、全部で15人。内、女性は私だけ。これがキツイ。
そして私以外は、バリバリの技術者。

フレンドリーな人間関係ではないため、気軽に相談できる人がおらず、私はただ無口な暗い女になった。

仕事についていけないストレスと、対人関係の悩み。
もういっぱいいっぱいだったんだと思う。自分でも変だと思うようになった。

夜全く眠れない。
何をしてても楽しくなく、憂鬱。
ちょっとしたことでイライラ爆発。
突然の絶望感に泣き出す。などなど…。


鈍感な夫も、さすがに私の様子が変なのに気付いた。

今までは、難しく考えすぎとか言われ、大して気にもとめてくれなかった。
夫にも悩みを打ち明けられず、自分の中に溜め込んでしまっていて、それが良くなかったんだろうな。

「何があった?どうしたの?」と聞かれることも、追い詰められているようで苦しかった。
そして、何がどうって上手く説明も出来ず、ただ泣いてしまってた。

この時は、根気よく私の話を聞いてくれて、「仕事辞めようか」と言ってくれた。

それまでは、何があっても仕事を辞めちゃいけない!
仕事なんて何でも大変なんだから、そんなことで辞めちゃ駄目だ。と言われていたので、
「仕事辞めよう」と言われた時、なんだか心がスッと軽くなった気がした。

「仕事を辞められない」という夫からのプレッシャーも相まって、心の逃げ場が無くなってたんだな。
結果、「仕事辞めよう」という夫の言葉に救われたんだけど…皮肉だな(汗)

しかし、この件をきっかけに夫の脳も多少柔軟化されたようで、あれからよく言葉をかけてくれるようになった。

「おはよう。今日は大丈夫?」
  朝、身支度しながら泣いたことがあったので、こう聞いてくれた。

「嫌なら休んじゃえ」
  笑いながら言われると、何か心が緩んで笑えた。


あぁ、甘えていいんだな。頼っていいんだな。
今まで、この人に相談しても無意味だと感じ、弱みを見せなくなっていたので、
素直に、しんどいと言えるようになって、ちょっと楽になった。


そして、辞めるという選択を保留にしたまま、とりあえず会社に行ってます。
もう少し頑張ってみようと。
いや、頑張るけど頑張らない(笑)

相変わらず、自分に合わない仕事だと思ってる。
でもクビにはなっていないので、ポジティブに考えてみよう。


夫に対して、何の期待もせず、時には敵と見なしていたけれど、たまーに味方になってくれるんだな(笑)
そうしてボンヤリしてると、攻撃されてまた敵になっちゃうんだけど。

心と体の調子を整えるのは難しい。今、現在、落ち着いてるかと言われれば、よくわからない。

誰にでもありえること。何がきっかけか、何が原因でか、単純明快ではない。

不安定になってしまった時、誰かに話せるといいね。
別にアドバイスが欲しいわけじゃないし、解決してくれと頼んでるわけじゃない。
聞いてほしいだけ。

自分でこの不安定さをコントロールして、堕ちないようにしたい。
悲観する話ではなく、希望を含んだ話。

私だけじゃない、あなただけじゃない。
そう思ったら、ちょっと心がフワッとした。