らんままの気まぐれ独り言

LUNASEA、長澤知之が大好きな女の独り言です。時々太宰治が登場。

長澤知之 明日のラストナイト

長澤知之さんの曲から。


ミディアム調のメロディで、終始、韻を踏む歌詞で統一されている。
これがなんとも癖になる感じ。

歌詞に注目してみると、核となるのはやはりこの言葉じゃないかな。


「明日のラストナイト たとえオメガであろうと」


オメガとは…
Ωは、ギリシア文字の一つ。伝統的配列では 24 番目で、最後の文字。
最後の文字であることから最終・究極の意味で用いられる。

だそうです。


「明日のラストナイト たとえオメガであろうと」


もし明日がオメガだったら。
自分は後悔なく受け入れられるだろうか。

もし明日がオメガだったら。
今日を精一杯生きたい。

人それぞれ、オメガを迎える日はいつなのかわからないんだね。
だからボンヤリと日々過ごすことは、とっても勿体無い。

歌詞の中で好きな一文があります。


「最期に誇れる事 君の人で在れた事」


"最後"ではなく、"最期"とした長澤くんの感性が好きだ。
同じ言葉でもニュアンスが変わる。

「君の人で在れた事」
誰かの特別で在れたということだろうか。そう感じた。

それを誇れるなんてすごいな。
そんな発想を持ったことが無かった。

誰かの人で在れた。と誇らしげにオメガを迎えられたら・・・。


もう一つ好きな歌詞を。本当は歌詞全部好きなんですよ(笑)
あえてね。あえて。


「そして僕に出来る事 君の手を握る事」


ここで大体キュン死にしそうになります。
それだけで十分ですっ!!いや、もったいのうございますっ!!

と、明らかに妄想の世界へと旅立ってしまうのですが・・・失礼しました。


ちょっと脱線しましたが。

この曲は、序盤は穏やかに淡々とメロディが流れていきますが、
曲の後半から、力強いバンドサウンドで、お腹の底から熱が湧き上がるように
込み上げるものがあります。ちょっと涙目になってしまう。


「この先にある道が たとえオメガであろうと」


そう、オメガであろうとこの道を進むしかないんだね。
未来に進むしか人はできないんだ。過去には戻れないんだ。


何でだろう。長澤くんの音楽は、いつも自分の心が感じてることを代弁してくれてる
みたいな気持ちになる。

そうそう、そんなふうに感じてた。
そうなの、そうなりたいんだよ。

言葉にできなかったもどかしい感情を、言葉で、メロディで表現してくれて、
心の隙間にピッタリはまる。

だからこれほどまでに心酔してしまってるのかな。


最期に、余談ですが。

オメガの大文字は「Ω」で、小文字は「ω」

ω  何か可愛い(笑)

数学では、未知数を表すのに用いられることがあるらしいですよ。


世間一般の知識であるならば申し訳ありません(笑)
らんまま、世間知らず&学が浅いものでお許しを。